【やめとけ】派遣先のマネージャーからみた「派遣の正社員」の実態

派遣の正社員なので、同じ職場での3年縛りもないし、責任ある立場でプロジェクトを進める必要もないし、とにかくストレスフリーな毎日

確かに、正社員型派遣であれば同じ派遣先の職場で長く働くことができます。その結果、安定した業務や人間関係を手に入れることができます。

でも、同じ職場に長く居続けることが本当に良いことなのでしょうか? 

答えはノー、であると私は考えています。

私は15年間、派遣先企業のマネージャとして50名以上の派遣社員を受け入れてきました。その経験から、正社員型派遣をおすすめしない理由をぶっちゃけます。

年をとってから切られると行き場を失う

私の職場には、15年以上も同じ職場で働いている派遣社員がいます。これだけ長期間継続できているのは、本人の能力や人間力が高いのは間違いありません。

とはいえ、自分がいないと業務が回らない、自分は必要とされている、なんてあぐらをかいていると突然ハシゴを外されます。派遣先の業績が悪化したら真っ先に派遣社員が切られます。特に40歳以上の場合、次の職場にいったときに辛いです。

派遣先の業績なんて予測できませんし、自分でコントロールできないですよね。そんな環境に依存するのはかなりリスキーな状態です。今は居心地が良くても将来はまったくわかりません。

マネージメント力がまったく身につかない

本当にマネージメント力がつかないです。一言でマネージメントといっても色々ありますが、プロジェクトマネージメントであったり、組織マネージメントだったり、40代以降の正社員に必要となるスキルが全く身につきません。一生、指示される側でOKならそれでいいのですが、年齢を重ねるにつれ辛くなります。

派遣先企業の新入社員にタメ口で指示される

何度か目にしたことがあります。自分の部下(新入社員)が、年上の派遣社員に思いっきりタメ口で指示をしているのです。その新入社員は上司や先輩に対しては礼儀正しいにもかかわらず。。。
社会人経験が少ないからこそできる態度なのかも知れません。

まとめ

今は業務知識が豊富で頼られて、居心地がいいかも知れません。しかし、そのような状態が定年まで続くとは到底思えません。

しっかり将来設計し、動けるうちに動いておきましょう。

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