- わかってることをイチイチ指摘してくる上司
- どうでもいい細かいことを指摘してくる上司
- 報告を細かく・頻繁に求めてくる上司
こんな上司の部下になってしまったら、神経すり減りますよね。
でも、このような上司を変えることはできません。
なぜなら、人の性格は生まれ持ったものだからです。
価値観の違いは議論しても平行線となるだけで、前に進めません。
この記事では
- 細かい上司にはどんなタイプがいるのか?
- 細かい上司の心理状態
- 細かい上司への対処方法
をお伝えします。
細かい上司のタイプ
ひとことで「細かい上司」といっても、様々なタイプがいます。
まずは上司のタイプを把握しておきましょう。
得意なことだけ細かくなる上司
普段はテキトーなくせに、過去の経験した業務領域など自分が良く知っていることになると、細かくなるタイプ。
指摘がだんだんズレてきて、いつの間にか自慢話に、なんてことも…
たまに役立つ情報もありますが、ほとんどが聞き流してもOKな話です。
どうでもいいことに細かい上司
メールの宛先指定の順番など、まじでどうでもいいことにこだわるタイプ。
このタイプが一番キツイです。
指摘内容が薄っぺらく、自分の成長に繋がらない指摘ばかり…
全てのことに細かい上司
誤字脱字はもちろん、数字の整合性、しまいには発生確率が限りなくゼロに近いリスク対策まで細かく決めなないと気が済まないタイプ。
このタイプもキツイはキツイですが、リスクマネジメントの勉強だと思えば、接し方が変わるかも。
とはいえ、常に詰められ感じが続くと滅入りますよね。
細かい上司になってしまう理由
どうして細かい上司になってしまうのでしょうか?
その理由を知っておけば、対処がしやすくなります。
実は臆病で小心者
早めにリスクを潰しておきたい、という思いが人一倍強い。言い換えると、トラブルが発生したときに火を消せる自信がないので、ついつい細かいことまで気になってしまうのです。
自分は凄いんだ!とアピールしたい
細かい指摘をしてくる上司は「常に自分の立場を優位に保ちたい」という心理が人一倍強いです。
俺はおまえの知らないことをこんなに知ってるんだぞ、言わんばかりに細かいことを延々と話し続けます。
あなたに成長してほしいと期待している
これは意外ですが、実はあなたに期待しているがゆえに、ついつい細かいところまで気になっている可能性があります。
親が子供に口うるさく言うのと同じ心境ですね。
細かい上司への対処法
共感できる人を探す
細かい上司に疲れ切っているのはあなただけではありません。
きっと、同僚の中にもあなたと同じように細かい上司に疲れ切っている人はいるハズです。
そんな共感できる同僚が見つかれば、精神的にかなり楽になれます。
細かい上司のさらに上の上司に相談する
通常の悩みだったら上司の上司に相談するのは、よくありません。
上司の立場もなくなるし、上司の上司の印象も悪いでしょう。
ですが、上司自体に関する悩みなので特別枠。上司の上司も受け入れてくれます。
もし、受け入れてくれなければ、そんな会社に居てもこの先いいことはありません。
それでも解消しなければ職場を変えるしかない
大きな会社であれば、定期的に人事異動があるので期間限定で我慢することができます。
一方、人事異動が少ない中小企業では絶望的な状況です。
残された道は転職。
「いやいや転職したって、転職先に細かい上司がいたら状況は同じでしょ?」と思いますよね?
確かに可能性はゼロではありません。
しかし、自ら動いて環境を変えない限り状況が変わりません。
自分の身は自分で守るしかないのです。
他人に期待せず、自分から動きましょ。
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