業務を一人で抱え込む人の心理

すべての仕事を一人で完結させようとする。誰にも相談せず、自分一人で問題を解決しようとする。他人と協力することを好まない……何事も一人で抱え込む癖のある人は、責任感が強い反面、非常に脆く危険な考え方をしているようにも見え、不安に感じる人も多いのではないでしょうか。また、他人ではなく自分自身が問題を一人で抱え込む癖があることに薄々気づいている人は、人に頼りたくても頼れない自分の不器用さを嘆きたくなることもあるようです。きっと、人に頼れない自分にイライラしているのでしょう・・・(イライラしても、一人で抱え込んでしまう癖があるので、人に相談できないのも困りもの)。

この記事では、何でも一人で抱え込んでしまう人に見られる心理状態についてお伝えします。

責任感が強い。

「人に頼むことを人に迷惑をかける 」と思っています。

一人で抱え込んでしまう人は、責任感が強すぎることが多いです。他の人に任せておけないと思っているのです。助けを求めることは相手に迷惑がかかると考え、自分一人でやってしまうのです。

これは、燃え尽き症候群やうつ病につながる可能性もあり、問題です。自分の能力以上のことを引き受けるということは、自分に十分な休息を与えていないということです。たとえ不便に感じても、助けを求めてもいいのです。

自己犠牲を美徳と考えている

夜遅くまで仕事をしたり、余計な責任を背負ったりと、普段できないことをわざわざやるのです。また、自分の行動がどのような結果を招くか考えず、自分の力で正しいことを行っていると考えています。そのため、自分でも気づかないうちに、自分の能力以上のことを引き受けることになり、圧倒されてしまうことがあるのです。

自分でやる方が効率的だと考えている

人に頼るよりも自分でやった方が効率的だと考えています。これは、「人に頼むと迷惑がかかる」という考えもありますが、「自分一人の方がうまくできる」という思いがあるからです。この思い込みが、自分でできなかったときの結果への不満につながることもあるのです。一人より二人、他人の手を借りた方が効率的な場合もあるということを、ぜひ覚えておいてください。

プライドが高い

自分の能力に自信を持っています。どんな困難にも対応でき、成功したときには達成感を味わうことができます。そのため、自分は無敵で、何でもできるのだと感じてしまうこともあります。自分の成し遂げたことを誇りに思うことは大切ですが、助けを求めてもいいし、時にはそうする方が生産的であることを認識することも重要です。

おわりに

仕事を一人で抱え込む傾向がある人は、協力や連携にはメリットがあることを忘れないようにしましょう。助けを求めることは弱さの表れではなく、助けが必要なときにそれを認識できる強さの表れなのです。自分一人でやるよりも効率的で生産的であることが多いので、人に頼ることを恐れないでください。自分一人ですべてを行う必要はないのだと、少し考えてみてください。

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